三隈中学校３年生１日職場体験学習

今年も三隈中学校の３年生が「一日職場体験学習」の為に当院にやってきました。
今回来たのは看護師・作業療法士・薬剤師を希望している３人です。
３人はまず事務長より聖陵岩里病院の概要と医療における専門職の紹介を受け、職場見学における注意事項を聞きました。
午前中は検査科から始まって、院内各部署を３０分刻みで見学して回り、午後からは手術見学、最後は自分の希望する職種のところへ再び行って、詳しい説明を受けていました。
忙しい医療の現場を見て、中学生達は何を思ったでしょうか。
医療職に就きたい、という彼らの意志がますます強くなり、今後の勉強の励みになると良いと思い、各職場の職員たちは丁寧に中学生達の面倒をみてくれました。

レントゲンの次世代システムの運用開始

近年、医療の世界でもデジタル化により、電子カルテや遠隔画像診断が進む中、
放射線科でも2008年７月15日より、一部の検査を除きフィルムレスのモニター診断を開始いたしました。
　フィルムレスとは、従来、Ｘ線画像を提供していたフィルムを使わずに画像情報を電子保存し、画像を見るときには、専用のモニターで診察・診断するシステムです。
今回、特徴的なのは、岩里病院・聖陵ストリーム・花月クリニックの３施設をインターネットで結び、ネットワークシステムの構築を行った点（情報の共有化）で、どの施設からでも、専用モニターで画像を自由に見ることができる事です。
　さらに、インターネットで専門医に画像を送ることで、詳細な画像診断を素早く手に入れることが出来るようになりました。

看護の日、高瀬保育所園児の慰問

５月１２日は看護活動に貢献したナイチンゲールの誕生日です。
その日を記念していろいろな施設で「看護の日」のイベントが行われます。
健康教室・学生の職場体験・講演会など看護師の仕事内容を広く知ってもらうため、また、看護師の知識向上や看護師による生活指導を実施しています。
　今回、岩里病院では高瀬保育所より１６名の園児さんによる慰問がありました。
女の子にはナースキャップ、男の子には聴診器をつけてもらい患者さんに
「早く良くなってください」「がんばってください」と声をかけていただきました。
そのかわいらしい姿に患者さんたちもとても感激してくれました。
私自身も園児さんの励ましに思わず「看護師さんたちもがんばります」
と大きい声で答えていました。